めがね組合ブログBlog

福井工場見学 (竹内光学)

まだまだ行きます3社目^^
本日最後は竹内光学さんです。
自社ブランドのオーサーも素晴らしいフレームですが、他社のOEMがかなり忙しいのが伺えました。
大手工場が倒産していくなか、危ない投資は行わず、古くから地道に物つくりを行ってきた中小企業である為、ここまで残ってこれたと思います。(今は大企業ですが^^;)
三光のゴムメタルという様な特徴ある商品はないのが残念ですが、基本に忠実、しっかりしたフレームを作っている工場です。 

デザインは全てパソコン上で描きます。データーで元の金型を作るのです。

チタンのロー付け器です。
この発展が日本のメガネフレーム産業を世界のトップまで上りつめさせた技術です。



トヨタ方式の生産ラインを取り入れたり、300トンプレス機も自社で持っているのはすごい。

社長さんのお話は大変楽しく、裏の話など聞いたらいろいろ教えてもらえそうな気さくな社長さんでした。

毎回参加させて頂きありがとうございます。今回も3社回るという盛りだくさん工場見学でしたが、ペース配分も慣れているのもあるが滞りなかったです。
工場見学もかなり行きつくした感がありましたが、今回もかなりの収穫があり、大変楽しめました^^

福井工場見学 (三工光学)

2社目に訪れたのは三工光学さんです。
カーボンとゴムメタルで有名なフレーム工場であり、自社ブランドのドゥアンはかなり良いフレームです。
OEMもかなり手がけている大手の工場で、メッキや塗装以外は全部自社工場で生産しています。

試作段階のフレームです。全てここから生まれます。

クリスタルは全て手作業で取り付けます。細かい作業です。

社長自ら工場内を説明して頂きました。こんなことも教えてもらって良いの?って事も^^
勉強になります^^;

パーツの大きい部品はスポット溶接です。
強度もあり仕上げもきれい。

特にゴムメタルをここまでメガネフレームの素材として開発・商品化してきた事と、新素材カーボンにも積極的取り組むスピリットは大変素晴らしかったです。
OEMフレームもメーカーが大量発注できる工場がだんだん少なくなるなか、しっかりとした物つくりをしてくれる工場に依頼が集中するのはうなずけると感じた。

最後に社長さんとパチリと一枚^^
なぜかメガネイエローが写っています^^
続く

福井工場見学 (鈴木眼鏡)

今年もメガネ組合の青年部で、行って参りました福井工場見学^^
毎年恒例となっていますが、産地福井のメガネフレーム最新情報を見てきました^^
今回は車3台、11名の参加。午前中に伺いましたのはフレーム修理専門の鈴木眼鏡さんです^^
今まではリペア(昨年9月ブログ参照)しか修理工場を知らず、全く違う方式だったので驚きました。

特殊溶液で部分的にカラーを剥がします。

レーザー溶接を部分的に行いカラーは同じ色を補修で付けるので納期が早い。
リペアはバーナーによるロー付けが修理のメインであるので、カラーが広範囲に燃え、そのため
カラーを全部取ってしまう方式になっている様です。
レーザー溶接機は難しく慣れた人でないと出来ないとリペアで聞いていたが、鈴木眼鏡では5台完備、しかも女性まで修理を行っていました。

丁番をレーザーでくっつけて有ります。仕上げもきれい。

あとプラスチックの折れ修理に関しては『匠』の域であり、修理のレベルの高さを感じた。
社長さんもまだまだ現役。難しい修理は全部社長だそうです。

真ん中から折れても元通り。どこが折れていたか解かりません。

プスチックの部品が無くても自作してしまう。神の領域ですね^^

先セルのパーツもこんなにたくさん。

再生率99% 信頼度100%と書かれたパンフレット。
確かに何でも直してしまうフレーム修理メーカーさんでした。

お昼は福井市まで移動して越前そばでゆうめいな『つるき』で昼食^^
なぜうどんなの? それは私がそばが食べれないので2名はうどんでした^^
うどんも美味しかったですがそばもきっと美味しかったと思います^^
続く^^